めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

読書と昼寝。


私が小さい頃から家族でよく朝ごはんを食べに行っていた、コーヒーもサンドイッチもおいしい喫茶店に久しぶりに行ったら、ランチが本当においしくなくってびっくりした。スープもサラダにかかっているドレッシングも明太パスタもエビピラフもおいしくなくって、頼んだホットティーはアイスティーになって出てきた。行っていたのはいつでもモーニングだったし、コーヒーは相変わらずおいしいと母は言っていたけど、久しぶりの外食だったのでしょんぼりだった・・・しょんぼりすぎる・・・



本日は休日。図書館に行って借りた本を返し、また多めに本を借りてきて、本屋で買った雑誌もまとめて家で読む。今日は短編集をかいつまんで読んで、その後は昼寝をしてました。読書後の昼寝、昼寝後の読書はまたこれ格別ですな、短編集は眠い中で1本読むという事が出来るので家に1冊、読み終えていないものや、またいつでも読み返したいものがあるととてもいいですね。

FINE DAYS (祥伝社文庫)

FINE DAYS (祥伝社文庫)

ここからは「眠りのための暖かな場所」を。


はじめての文学 よしもとばなな

はじめての文学 よしもとばなな

ここからは「おかあさーん!」「おやじの味」を。


あとこれも店頭に並んだその日に買って読みました。

ONE PIECE 巻54 もう誰にも止められない (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 巻54 もう誰にも止められない (ジャンプコミックス)




「眠りのための暖かな場所」


この本は、思い出深い本で、私と友人が本多孝好という作家さんに出会ったきっかけの本。高校生の頃、表紙が綺麗という理由で友人がこの本をたまたま読んで、私も勧められて読んで、そこから本多さんのことは、あまり本を知らない私にとっては今も好きで気にして読んでいる数少ない作家さんです。短編はどれもすっきりしていて読みやすくて、登場人物に説明が少なくてもどこか皆リアルに思い描ける描写が好き。とくにこのお話は、主人公が女性なのですが、その女性がカッコイイ。そして結城という男性がすごい私好みであります(そこかよ)現実的なお話の中に非現実ぽいエッセンスが入っていて、でもそのバランスや題材が絶妙で、そんなところも好き。

このお話の最後は潔くてかっこよくて夢が詰まっている。結城がこれからどう世界へ向かっていくのか、主人公がどう自分の過去との決着するのか、もしくはどんな距離を決定するのか、結城の姉はどう行動していくのか。不安要素しかないようで、何も解決していないようで、でも最後はこれしかないというような最後に思える。

一番好きなのは、主人公が、結城が好きで結城の為に努力した後輩の女の子に対して表現する言葉。「服装も変えた。化粧も変わってた。そういうの、弱いんだよ。自分は絶対やらないことだから。そういうの、大事にしてやりたくなるんだよ。変か?」かっこよすぎるだろ先輩・・・みたいな。


「おかあさーん!」


ばななさんの短編もすっきりしていてでもしっかり歯ごたえがあって文章が大好きで、結論大好きです(何だそれ)このお話の中の、不安定な心、からだのだるさからするそれ、というのがリアルで、日本語で表現されたその状態が自分にも身に覚えのあるものすぎました。日本語とばななさんの表現がすごい大好き。


「おやじの味」


恋にはっとする瞬間は、その最中よりも終わりだとか、振り返った時の相手とそして自分の行動によって訪れる方が多いのだと思う。恋愛に関しては超初心者だし今も勝手が分からないので、昔のそういうの、そういった時の自分の行動を思い出すと、ほんとーーーーーーにタチが悪いんだ!それを反省しなければ・・・と思ったお話でした。ばななさんのお話に出てくる食べ物には思い出がよくつまっていて、たとえばほうれん草をそのまま入れたインスタントラーメンだとか、好きな人と歩きならが飲んだスタバのキャラメルマキアートとか、そういう思い出のつまった食べ物というのを私も持っている事を思い出させてくれる。


ワンピース


伏線がこれから繋がって繋がって繋がっていくのだな・・・!というわくわくがあるので、おだせんせいの漫画は安心して信じきって読んでいけるなぁ。それにしても私はワンピースの中で、女性キャラといえばたしぎが一等好き、別格扱いなので、今回チラッと出てたしなおかつ私は男性キャラではゾロが好きで、つまりゾロとたしぎの絡みがどう考えても好きすぎるので、「ゾロがクマパンチで飛ばされた場所は絶対たしぎのとこだろ!ファイナルアンサー!」と勝手に妄想してたので落ち込みました(ほんと勝手)