結界師24巻
- 作者: 田辺イエロウ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/17
- メディア: コミック
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昔は公式サイトやそもそも本誌自体を読んでいたから、発売日を心待ちにしていたけど、毎日のようにふらりと寄る本屋で待っていた漫画の最新刊を見つけるっていうのもとてもよいです。
この方の絵がとても好み。私が知りうる漫画家の方の中では、好みの上位3位に入るぐらい。少年の成長途中の筋肉のつき方とか、女の子の長い黒髪とか、そういうフォルムとか絵がとにかく私の好み。少年誌なのにクセがない絵柄ですっきりしていてかなり読みやすいと思う。
私、この漫画で一番好きだったの志々尾だったから、氷浦くんも好きである。イエロウさんの漫画は、やはりどこか、女の子が好きになる要素がつまっているキャラが多い気がするな。氷浦くんも例に漏れず。私、女性キャラでは強くてバリバリの戦闘参加型が好きなので、(ワンピでいえばたしぎ、ナルトでいえば多由也、銀魂は・・・多すぎて選べない)時音も良守がケタ外れに強くなっていっても、それに対して時音が負けない部分でガンガン強くなってバリバリ戦闘して欲しいな。
この物語って、「不思議なことが起こりやすい烏森の、そういったことを処理していく」というか、「烏森の力のせいでよってくるアヤカシを周りの人間が影響されないように排除していく」っていうのでしたよね。烏森の力が変化?膨大になっていって、そしてそこへひきつけられるものの大きさが違ってきて、裏会が絡んで援助がきて、大きな敵が奇襲にきて〜と色々ぐるぐるしていても、そんなに迷走っていうか、ぐらぐらしてないというか、大きくとっちらかっていない。それは素人的観点からですけれど、もちろん物語の進め方とかあるんだろうけど、このイエロウ先生のすっきりシンプルな絵と、技を多様しない「結界師の能力」その他「能力者の能力」が個人個人でまとまっているからじゃないかな。技名とか出てこないしあんまり。世界もがらりと変わらないし、新しい展開に対し覚えなくてはいけないことがすごく最小限だから、全然ついていける。結界師の能力、技術にいまだ「まぁ、なんとなくは、分かる・・・」って感じでも、置いてけぼり感があまりないんだよなぁ。だからこの漫画は、すっごい面白い!超楽しみ、今度いつ発売?!とパッション溢れているわけではないけれど、きちんと新刊で読んでいる漫画。リボーンとか世界観についていけなくてもう買わなくなっちゃったよ・・・(遠い目)