めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

こういう場での瓶ビールのうまさったらないぜ。

友人の結婚式披露宴があったので、いつものように(笑)しっかり余興も頑張って踊ってきた。






何度か書いたかもしれないけれど、私の地元である沖縄は、結構披露宴の規模やら中身やらがものすごく独特。芸能人でもないのに200〜300人呼ぶのは当たり前だし、ご祝儀はよっぽどの関係でないかぎり一万円ぽっきりだし、料理はコースではなくテーブル中央の円卓に和洋折衷入り乱れすぎな大皿料理が出てきて各自セルフでいただく仕組み。お偉いさんがしゃべるスピーチなんてものは冒頭の『乾杯の音頭』ぐらいで*1、後は新郎新婦の友人・同僚などががんばって練習した余興を披露する。だいたい四枠は余興の枠があって、披露宴会場と呼べるそれ専用の式場が各地域にいくつかあり、ホテルでももちろんやるけれどだいたいが小学校の体育館程度の舞台があってそこで踊るのです。一度、東京出身の旦那さんと結婚した友人が沖縄のお高いホテルで披露宴をしたときは、招待人数60人・料理はフルコース・余興は私たち1組のみ、という『これが内地の結婚披露宴か…!』という内容で、まず舞台が板一枚の上、てのが超新鮮で恥ずかしかった思い出がある。あれは恥ずかしかった……*2


今回も例にもれずしっかり余興をお願いされたので、みんなで一致団結して、二か月弱ほど週一回集まってはせっせとダンスの練習をした。ほんとんどがすでに結婚し子供もいる中で意外にも過去最多人数での余興披露となり、お嫁さんが本当に喜んでくれたので嬉しかった。私は今現在、仕事も何にもしていない絶賛ニート野郎だったので、初めて率先して色々動いたんだけれど、まぁとにかく末っ子気質の甘え体質なのでぜんぜんまとめるのがうまくないわけですよ。でもこれをずっとずっとまとめてくれた子がいるんだよな…と改めて感謝したりしつつ、緊張しながらも大成功の余興披露となりました。あーがんばった!


久しぶりにそういう場用の服も買いなおしてちゃんと化粧も爪も整えたんだけれど、私の周りにはかわいい友人が嘘でも大げさでもなくたくさんいるので、毎回頑張るんだけど皆を見るとちょっと落ち込んだりする。かいい女の子が綺麗に着飾っているのを見ると幸せになるので、私もちゃんと自分なりに整えはするんだけど、やっぱみんなかわいいんだよな…美人だよ。そして当たり前だけれど、そんなかわいい子がこの日の為に選んだドレスに身を包んで照明の中でにこにこ笑っていると、もう本当に芸能人みたいにきれいに輝いていて、かわいいドレスが信じられないぐらいに似合っていて、テーブルでノンアルコールビールを手酌しながら「マジかわいいな…!」「ほんとかわいいな!!!げいのうじんみたいだな!!!」と皆で言いあった。美人でかわいくて、真面目で、でもちょっとどこか抜けている友人。毎回思うけど、友人の結婚式のときにはマジでこんなお嫁さんと一緒になれてアンタ本当に幸せだな?!と旦那さんに絡みにいきたくなる。いいなーいいなー。



今回、披露宴で流れた楽曲が本当に一曲も分からなくて、でも隣に座った友人は口ずさんでいたので、ますます『私が結婚披露宴をしたとして、どこでどの楽曲を流すか』というのを真剣に考えている(予定もないのに…)すべて終わった後のゲスト様お帰りまでに流しておくBGMは<嵐:スーパーフレッシュ>って決めているのだけど、後はなんだろうか……うーん……最初の登場は<嵐:Love so sweet>の鉄板、二人のなれ初めVTR中は<レミオロメン:海のバラッド>、お色直し後の再登場は<V6:グッデイ!!><ゆず:ひだまり>とか…みたいな妄想しているのは楽しんだけど二回書くけど本当に予定がない。というかそもそも披露宴自体をたぶんやらない気がしてきた…でも妄想自体は楽しいので、勝手に想像しては泣きそうになったりっていう究極の自家発電的ストレス発散を繰り返している私です。

久しぶりに着飾るときの楽しさもある。余興をしちゃうとその準備でゆっくり出来ないっていう点もあるけれど、私がもし新婦だったらすごくうれしいだろうなぁってのも分かるので、これからもしっかり余興要員としてわさわさ氣志團おどったりよっぱらいオヤジに扮装したり、まぁがんばろうと思いますウス。

*1:新郎側の職場上司or恩師などが挨拶するのもあったりなかったり

*2:しかも余興チョイスをいつも通り氣志團とかにしちゃったもんだからかわいげもクソもなかった