めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

好き好きビーム!

 

 

とりとめもないことを書いたりなんだり。

 

 

 

◇耳鼻科で泣いた


どういうサブタイトル?!私が聞きたい。
中学生~20代前半はとにかく鼻炎に悩まされた。朝起き抜けのくしゃみが止まらず鼻水がやばくてティッシュの消費がはげしく、トイレットペーパーで代用していた。それでも「そうだ、耳鼻科へ行こう」という気持ちになることはなかった。それはおそらく、家の中でだけで、他人といるときはとくにその症状がなかったからだ。ちなみに花粉のない沖縄在住なので花粉症ではありません。花粉症の皆さん、本当にお疲れ様です………みんな沖縄に住もう。毎年3月から半袖で過ごそう。


20代後半に1年半ほど、地元を離れて遠い地で寮暮らしをしたとき、寒い地域であったにもかかわらずその症状がぴたりとおさまり、「ハウスダウトやないかい…」とエセ関西弁を使ってしまうぐらいに衝撃だった。
実家に戻り、掃除したりさぼったりなんだりしつつ、わりと鼻炎の症状は出ておらず、そのまま気ままに暮らしていた。

 

今回耳鼻科へ赴いたのは、「喉に違和感がある」から。なんだか風邪の治りかけのような、逆に風邪の引き始めの予感のような、そんな違和感だ。痛みはないしひっかかりもない。ただ、「何かがそこに留まっているような」違和感。
ネットで検索するとだいたいが「ストレスが原因」だとあり、まぁ仕事も忙しいしそれかな~と様子を見ていたけれど一向によくならない。3ヵ月が経過しているし、朝はとくにないけれど夕方近くの違和感はものすごいことになってきていて、それにしても咳も出なければたんもからんでないし、ととりあえず行ってみることにした。

そこの耳鼻科は家からとても近く、いつも混雑しているそうだけれど、ネットの口コミ評判は上々だったので行ってみた。けれどそれにしても、それにしても人が多い!子供連れが多いからか付き添いの親もいて人口密度が高く、最初は座る場所もあまりないし看護師さんもばたばたしていて、(いろいろ話を聞いてもらいたいし聞きたかったけどな…)と思いながら問診票を記入しひたすら待った。

 

登場したおじいちゃん先生は、「私に何か恨みでも?」と思うぐらいではないにせよ、「もしかしてこの世代の女性が嫌いですか?」と思う程度には診察がせかせかしていた。鼻をのぞかれ発した一言目が「あなたは鼻の形が悪いよ」だった。鼻炎持ち?の質問にそうではないはずです…と答えても「鼻の形が悪いからあなたは鼻炎持ちだと思うけどね」とさくさくしゃべっている。
頭の角度を上げ過ぎだと言われ、喉を消毒されたのちに「違和感治った?」と聞かれ答えに迷っていると「じゃ、レントゲン取ります」と部屋を移動される。
その後、結果を改めて説明しますのでここでお待ちください、の長椅子に座りながら、心が正直折れていた。「もうここには二度と来ない…」と思いながらぼんやりしていたら、子供と子供の合間に呼ばれ、レントゲンと人体図で説明がされた。

 

確かにやさしい言い方でもなければ穏やかなトーンでもない。ただ、たんたんと私の鼻の形の悪さと「ここがまっしろになっていたら蓄膿症、何ともない人はレントゲンで真っ黒にうつるところ」と教えてもらい、あなたはそこまでひどくはないにしろ周辺が少し曇っている、おそらく炎症が起こったあとに水膨れができている、と説明された。
喉にはなーんにも見当たらない。ただ、3ヵ月前に鼻が炎症を起こしただろうとき、喉にも炎症が現れて、それが脳に記憶されて残ってしまっているだろう、ということだった。
そうしておじいちゃん先生はこう言った。

 

「だからね、あなたに必要なのは、炎症を抑える薬と、不安をやわらげる薬だ。あなたの喉はなんともない。へんなできものもないし、怖がるような事はなにもない。だから炎症を抑える薬と不安を少しだけ落ち着かせる薬をのんで、『じょうとう』になっていきましょう」


めちゃくちゃたんたんとしゃべっているその言葉を聞いて、最後に私は泣いていた。


別に、めちゃくちゃ不安だったわけではない。それでも、なんとなく、「だから気にしなくていいんだよ」だけで終わらず、薬を出してもらえたことが嬉しかった。え、つまりそれ病んでないか?!と思いつつも、なんていうか、なんか泣けた。
私は何か体の不調があるとわりと心配になって「うん、大丈夫べつになんともないよ」と言ってもらう為だけに病院へ行く。風邪をひいても、胃がいたくても、喉仏が異様に出てきたと感じたときも、頭がふらつくときも。
風邪とか胃とかは薬を出してもらえたけど、「うーん、数値的にはどこも悪くないけどね」ということも当たり前に多々あって、それを聞いて分かりました~と帰ってきたりしていた。

喉の違和感=ストレス、とネット検索で知った時、「あんまりストレスに感じることはないけどないまのところは、」と正直に思っていたのに、耳鼻科の先生の言葉で泣いてしまったのは、気づかないうちのなにか、どこか、があったのかなぁと思っている。
薬をのむと、夕方ごろにひどく感じていた違和感は感じなくなった。すごい。これはあれだ、かの有名な少女漫画の「腹痛のときにこんぺいとうを食べると本当に治るんだよ!」と同じ効果…?と思いつつもそれと引き換えに信じられない眠気がおそってきて夜もぐっっすり眠れているので、耳鼻科行ってよかったなぁと思いました。

 

あと、沖縄で「上等(じょうとう)」とは、いろんな意味でつかわれます。

そのままの「上等だね(上質だね)」の意味ではもちろん、かっこいい・かわいい・うまい・お見事・えらい・よくできました・いいかんじ・いいんじゃない?…

本当にいろんなニュアンスで使われます。この「じょうとう」をおじいちゃん先生は再診を受けに行った今日も言っていたので口癖なんだろうな。うちのじいちゃんもよく言います。

祖父「仕事はどうだ?忙しいか?」
私「いそがしいよ~」
祖父「じょうとうさ(いいことじゃないか)」
みたいな。沖縄の言葉の使い方っててきとうで、それがまた私は好きです。

 


◇久しぶりに洋服を買った


私はジャニーズおたくなので、なにわ男子という新たなユニットにハマってから「出ている雑誌はすべて買う」を実践すべく働いているのですが(言い方)それ以外にも嵐コンサートの為の貯金とかもしはじめていて、自分用の服を買う事をここしばらくしていなかった。
仕事用の服はやっぱり必要になるタイミングがあるので、それも出来るだけ古着ショップで探して来たりしつつ、ズボンは新調しても旅行に行くタイミングでもとくに私服を買っていなかったのです、ここ半年。それは『できるだけ我慢していた』のはもちろん、『我慢できていた』というのもあって。

 

毎年衣替え時期に「いや去年のお前はいったい何を着て生活していたんだ、」と思うことが少なくなった、つまり去年の服が今年も大好きで着られている=服選びの失敗が少なくなった、ことも理由の一つ。ニットもジーンズもコートも、どれもこれも買い足しが必要ないぐらいに去年の服が今年も好き。

しかし今日、私が「ここの服を毎日着ていたい、私に大金が入ったらこのお店の服を一式買い揃えて着せ替え人形のように毎日毎日、家でこの服装をするんだ」と思っているアパレルブランド、SM2に行ってきたのです。

https://www.can-jp.com/sm2blue/

家の近くの大型ショッピングモールに開店当初出店していて「これで車で1時間近くかけずとも買いにいける!!!」と喜んでいたのもつかの間、1年を待たずに閉店してしまって悲しみに暮れていたのですよ…今日、姪っ子ちゃんと映画デートしてきたときに近くのモールに出店していて、ふらっと入ってしまったのがいけなかった。

SM2の洋服には、私にとっての好きがつまっている。襟元、レース使い、色合い、素材、袖の形、何もかもが本当に好きしかない服に出会える。
私は自分で言うのもなんだけれどもSM2の服装が似合う顔をしてはいると思う。ただ、身長が足りていないのもあって素敵なワンピースをさらっと1枚で着用するのがむずかしいし、年齢もあって鏡の前に立つと「やっぱりもう似合ってはいないな…」と思うことが増えた。
それでもやっぱりここの服が好きだ。チェックの色と格子の大きさも、詰まった襟元も、袖の大き目なタックも。
母には「似会っていないよ」と言われても、「似合っていないのは分かるけど、どうしてもこれが着たい」と言って2着お買い上げした。久しぶりに、自分の休日用にだけの服を買った。

「好きなものに囲まれて暮らす」、もう何年も前に見た雑誌のキャッチコピーが忘れられない。アイドルも服も、手元にあるだけで嬉しくて価値がある。誰の為でもなく、私の心をうきうきさせてくれるもの。
明日は意味なくどこか出かけてしまおうかな。お気に入りの服で、たった一人でぶらぶらするのが好きだ。別のお店の、きらきらのヘアアクセもたくさん見て、心の充電をしてきました。


あとうちの姪っ子はかわいさの天才なので、しまじろう映画で暗がりの中大人しく物語を見つめる横顔を堪能してきました。おばさんは姪っ子甘やかし隊長なので1枚100円換算のしまじろうバンドエイドセット買っちゃった♡初めての映画、どうだったかなぁ。昼食で入ったお店で、姉のコーヒーをストローでぐるぐるしながら1から10まで数を数える姿に涙しちゃうおばバカです。