めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

眼鏡はどこだ。


今さら愛情
なんて言えやしない
世界中でたったひとり
ってくらいの相棒

 

I album -iD- (通常盤)

I album -iD- (通常盤)

 

 

何かを変えたい2017年に、
最初に変えたのは、眼鏡でした日記。

 

 

 

眼鏡が似合わない、しかしコンタクトレンズが長時間出来ない、という生活がもう10年は続いており、仕事場だけで眼鏡をかける人は多いだろうが私はずっとずっとそれこそお風呂以外はしていないと何も見えないんだ…眼鏡がないと眼鏡が探せないのび太なのだ…といつもいつでも心の中でいじけていた。スタンダードなスクエアタイプだとなぜが大きすぎて合わないし、そもそも眼鏡が似合う顔じゃない、私に似合う眼鏡なんか、と、いつも小さいオーバルタイプ(たいてい黒フレーム)を選び、買い替えの時にすら「今の眼鏡に似たやつ」で作り直していた私。


コスメや美容関係には興味がどちらかといえば薄い、けれど人並みにファッションは好き。「私の好きなファッションっていったい何?!」と途方に暮れるシーズンがあっても、服を買ったりコーディネートを考えたりするのは楽しい。

けれどどうしても、どんなに「これはいい!この組み合わせ凄くいい、買っておいてよかったーこのセーター大正解だよ過去の自分!」とテンションあがっても、鏡の自分を見ると「眼鏡がなぁ…」という感想になってしまう。皆とのスナップ写真でも「眼鏡、私しかいないなやっぱり」と考える。予定も未定だが結婚披露宴のときどうしよう、眼鏡さすがにできないよな…ドレスに合う眼鏡ってなんだよコノヤロウ…と、妄想の中でも悩みの種だった眼鏡。

 

しかし、昨今の「クラシカル眼鏡ブーム」に、ようやく「おしゃれ眼鏡にすればいいんじゃないの?」と気が付いた。似合うかどうかは一旦置いておいて、インスタグラムで素敵だな、私の目指すファッションはこういう感じかも、とフォローしていく名も知らぬ方々も、ナチュラルでシンプルで素敵な装いと共に、かわいい眼鏡をかけている方が多い。


そうして、とても遅いのだけど2016年、外出用の眼鏡の買い替えの時に、オンデーズAIRシリーズのボストンタイプを選んでみた。最初店頭で見かけたときに「かわいい形、でも似合っているのかな」と不安だったけれど、母にも姉にも好評だった。
その眼鏡に変えてから、何より自分がものすごく「オシャレすることに対して前向き」になった。ものすごい変化だった。してみたい格好、挑戦してみたい雰囲気に積極的に手出しできるようになった。どんなに帽子をかぶったってピアスをしたってどうせ、と思っていたのに、眼鏡に合うな、眼鏡ひとつで雰囲気違うな、と感じるたびに嬉しい。

 

ファッションに手を出しすぎて金欠で締めくくった2016年(おい)、そして2017年になったときに立てた目標のひとつ、「会社への格好で手を抜きすぎない」を達成するための足掛かりとして、会社用の眼鏡も新調しました。まったく同じ型の色違い。どれだけ嬉しかったが分かる選択で我ながら苦笑いだよ!


しかし本当に、私は妄想変人でいろんなことを妄想してしまうアホなタイプの心配性なのですが、この眼鏡にしてからというもの、「身だしなみ」に対する緊張感がパない。勝手な妄想なのだけど、「(おしゃれ眼鏡してるのに鼻毛でてる…)」とか「(おしゃれ眼鏡してるのに鼻てかってる…)」「(今日のズボンに白いホコリちょこちょこついてる…)」とかなったらダメだ!という謎の意識で、いろいろと仕事用の服も買い足してちょっと面白いです。

 

よくよく考えれば、眼鏡がなければ何もできない、つまり私の日々の生活は、すべて相棒である眼鏡と共にあるのだ。その眼鏡がお気に入りでないなら日々の生活のうっすら全体が「なんだかなぁ」でのっそりしていたのも当たり前ですよね…きちんと自分の顔に向き合って、ちゃんと選ばなきゃ。


そんなこんなで2017年は、またもや金欠で走り出すという。最近沼に落ちてしまったKinKiのバラードアルバムも買ってこなきゃ、見たい映画も盛りだくさんな予定の2017年。今年も働き得た給料で、自らの生活を私なりに豊かにしていきたい。アイドル、外食、ファッション、BL、欲しいものだらけだ。頑張ろうぜ2017年。