めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

バーゲンはやくはじまれ〜(呪文)



うううう〜洋服が欲しい!コートもブーツもスキニージーンズもキレイな色のカーディガンもてろんとした白シャツもかわいい柄の大判ストールもほしいぜ・・・と思いながら昨日は母と遠くのショッピングセンターまで行ってじろじろ服を見てきました、


頭の中で自分の冬服と組み合わせながら悩むのは楽しいんだけど、それよりもやっぱ実際に買って、家に帰って試着しなおして、色々組み合わせてうふうふするほうが楽しいに決まってるのですよね。分かってます!しかし年始にはきっとセール始まるし、でもそれまでに残ってるか不安だしでもにょもにょ。


というわけでバナナケーキをつくったりアンダギーをつくったり、


本を読んだりしています。

本の感想を一応。しかし本を学校に置いてきてしまって今ここにないのでちょっとだけ。





この本でそうだな!とすごく思ったのは、「日本が戦争で被害を受けた事ではなく、その被害を受けるまでに日本がしてきてしまった数々のことを知れば、なぜ日本が被害を受けることになったのかを知れば、日本が憲法9条を掲げていくべきだという責任が見えてくるのでは、」というような部分です。

小学校・中学校・高校で戦争の事は確かに授業で習う。そして沖縄に住む私は遠足や野外授業で実際のひめゆりの塔平和記念公園や実際そのまま残っている壕なんかに赴き、体験者の話を聞いたりもした。

けれどそれはやはり「被害を受けた」歴史であり、それとはまた別の「なぜ被害を受けるまでになったのか、日本は被害を受けるその時まで逆に世界の国々に対しどのようなことをしてしまったのか」については詳しく覚えている事柄って本当に少ないな、と改めて思いました。


この本はとっても分かりやすく文章が構築されていて、ジャーナリストや映画監督*1の実体験や知りえたことをふまえた話も興味深い。

結局、不安は大きいと思うし、「核の傘」だとかいう言葉だったり、基地反対とそうでない部分、というのは沖縄にいることで肌で感じられはする。けれどそれは以前も書いたけれど、やっぱり「実際に基地に対しとっても迷惑をこうむっている」私ではないので、その肌で感じられる感度はすごくぬるい。基地反対運動だったりそういう深いところではなくてももう少し真剣みをもって色んな情報について考えていれば、もっともっと感度は高くなるはずなのだけれど。

戦争については反対でも、日本が武力を持たずアメリカ基地を一切なくして過ごしていくということに「なぜだか不安」があるのは、なんだろ・・・どっからくるんでしょうこの気持ち。けれどたとえば、9条をどうにかしよう、という動きに関しては、なぜその理由があるのか、を明確にしていけば見えてくることはあると思うし、そしてさらに「日本が過去行ってきてしまった戦争の加害者的過去」をしっかりきちんと教育の中に組み込まなければいけないんじゃないか、とは思いました。そういう本でした。


といっても最近の教科書とか内容とか知らないしなー。


テレビのドキュメンタリーで、アメリカの子供達が広島・長崎の原爆記念館を訪れ、「こんなひどいことをしたのは一体誰(どこの国、のニュアンス)ですか?」と問う姿をクローズアップし、そしてその後、ドイツの学生達が戦争記念館のような場所を訪れ「私たちの国が過去どのようなことをしてきたか、それを私たちは知る義務があると思う」と落ち込んだ様子の頬で話す男子学生がうつしだされた。

その時私は何も思わなかったんだけれど、今はやっぱり、「それならば日本ももっともっと加害者として存在していたわが国のことを知ったほうがいいのでは、」と考える。
教育で行うにはすごく難しい内容かもしれなくても、事実である以上、それを「知らない人たちが知ること」は断固避けるものであるはずはないのでは。と思ったり。



うーーーーーーん、考えてこなかったことをくやむぜ!ということで、今度は安保関係の本探してみよう。

*1:パッチギ!」監督の井筒和幸さん