めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

レツゴー!


はい!近況としては、パーマショートカットが伸びてきてどうにもこうにも対処するスキルがなくって我慢できずにストパーあてたら和田アキ子さんみたいになったよ!とか実習がんばってるよ!とかお手伝いも頑張ってるよ!とかコーラは控えてるよ!(当社比較)とか、そんな感じです。


ずーっと悩んでいるのが今年のブーツなんですけど、どうしても一足は欲しいんだがこの陽気だとロングよりショートとかミドルのほうが時期長くつかえそうだなブツブツ・・・と考えてしまって結局決めずじまいです。うーん。沖縄、あんまり寒くなんないしな今年。ちょっとうふうふ悩みながら得意の妄想をしていようと思います。

マリコの食卓

マリコの食卓

あと最近、気楽に読めるなーってことでまた色々と読んでます。おいしいごはんを食べたい欲求がまたちらほらと。

要石:沖縄と憲法9条

要石:沖縄と憲法9条

そしてこの本はもう、読むのにすごい時間がかかった(論文だったり講演会での講演が文になってたりで結構難しい文章)ぐだぐだ感想なので閉じます(笑)




ひとまずここに出てくるものは全部が全部「そうなのかー、」では受け取れないな、ということはしっかり分かるので読んでよかったです。色々複雑なんだろうけれど、基地問題というのは。沖縄で生活をしている人と他の人とは感じ方が違うのはなおのこと、実際私のように、沖縄にいるけれども、基地のある沖縄、復帰後の沖縄しか知らない、基地のすぐ近くには住んでいない人とそうでない沖縄にいる人との違いもとても大きいと思う。基地ってなんか、フェンスの境界線だけな気がするのにどうしてこんなにもこちら側と違って見えるのだろう、という不思議な感覚もこの本を読んだらちょっと分かった気もする。そこにいるための生活環境はとても整っているんだろうけれど、それだけなんだ。基地は基地の為だけにしか存在しない。住居、マーケット、車、学校。けれど畑や大きな工場や企業や会社なんかはないのだろうし、目に見える形では存在していない気がする。誰が何をしているのか分からない建物や、こんなにも必要なのかとびっくりするぐらいの住居はあるんだけれど。とっても広くて奥まで見通せる広々とした土地。キレイに整理された道、たっぷりの芝生で緑豊かに存在する住居。私の家の近くから見れるフェンス越しの風景はそれです。他の基地を注意深く見たことがないのでなんともいえないけれど、子供の頃からうらやましく見える風景ではありました。私の家はあんなに小さいアパートの一室なのに、あの家には裏手にブランコまである、みたいな。

この本で著者が語った中で一番引っかかったのは植民地としての沖縄、沖縄に本土から観光客がよく訪れるもうひとつの理由、とかいうくだりでしょうか。訪れる人、とくに学生の修学旅行で沖縄戦にまつわる場所を選択するのは、そしてそこで沖縄戦の悲惨な事柄を見たり聞いたり知ったりするのは、「戦争とはどういうもので、それを繰り返さないで欲しいと願う人々がどれだけいるか」「過去日本がどのような戦争を体験したことがあるのか」を知ってもらいたい、忘れないで欲しいという理由だけでいいんじゃないのか。というかそれ以外の理由を心の中に秘めているパーセンテージって、私が思うだけなんだけど0に等しいんじゃないのか。もっと極端に言ってしまえば、この本で語られた理由としてはもう0でしょ、って言い切ってしまいたいんだけどな私。


そういう風になんとなく、もやもやっとしたこともありつつ、本に書かれていることや、ニュース番組で流れることが本当に正しいとは言い切れない、ということを思いつつ、溢れる情報の中で自分で選択をしていくこと、否定ではないけれど丸呑みすることはちょっと躊躇しよう、というのをここ最近ちょっとだけ考えていたので、色々考えさせられる本でした。憲法9条関連の本をちょっと色々読んでみたいし、日米安保についても詳しく書かれた本があれば読んでみたいな。