めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

日常。


3/11から3日間くらいはテレビもパソコンも地震関連ばかり見ていたのですが、その後に「私はとにかくいったん補給して、次に勉強して、ブックオフ行こう!」と思い立ち、補給したものがなんと下でエントリした音楽ともうひとつ、BLでした。鈴木おまえ自分の欲求に正直な・・・みたいな。でもBLって少女マンガよりピュアで少年漫画よりときめきがあるのでずいぶん補給されたんだなこれが。ということでちょうど3/11の午前中に出かけ先でうっかり手が滑って(・・・)買ってしまっていた本の感想書いておきます。



タッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)

タッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)



うすうす感づいていたけれど、私はストレスが溜まったらよくBL本を買ってるな・・・私にとって癒し以外の何者でもないものだからかなぁ(かなぁって言うな)この方の漫画買うのは意外にも少なく2冊目。商業作家さんって実はあんまり詳しくない。BL以外のも読んだことないなぁ。この表題作の2人の関係が私はとっても好きでした。互いに互いを気に入ってること知ってるくせにそれをあえて避けて結論を出さず、友人として長い年月たっちゃう的な。あとここでさらっと書いちゃうけどこの作家の方のあれの描写が相当私好みでいいよいいよー(マジメな顔)これぐらいが一番絶妙だと思う。ってなんだこの感想!

人が人を思う気持ちって時々分からなくなるからこそ面白いのかもしれないけれど、ストレートにがつっとぶつけられて「えぇ?」ってあたふたしながら「つーかお前もわかってんだろ」ってもう互いが腹を割るというか、お互い同時に諦めることから始まっていく2人の関係みたいなものが素敵だなーと。その2人の関係というのは回りに隠さなくちゃいけなかったり困難があったり最後がいつくるのかおびえたりいいことが少ないような気がするかもしれないけれど、そこを諦めるってことは、好きな人が自分を好きで、自分がその人を好きなことが許されている空間が初めて出来上がることだし。そんなもう数値を出すこともできないぐらいの奇跡的な空間ってものすっごく小さかったり色々制約があったりするかもしれないけど、何にも変えられないものっていうか。

ということで今回ブックオフ行く前に一通りBL本読み返してみたんですけど、やっぱなんか癒されるんだな私にとってBLは、と再認識したり。それにしてもそろそろ本のおき場所ほんと考えたい・・・でもどこが一番適切かも分からない。男子はエロ本隠すのほんと大変だろうな、ってこの事に悩むといつも思うよ。