「萌え」ってなんぞや。

仕事と買い物の話。
最近、仕事でかーなーりイラっとすることがあり、しかもそのイライラと「なぜイラっとくるか」について当事者である人が気づいてくれない＆私が面と向かって言えないストレスで「これがストレスってやつか・・・」とか思いながらぼんやりしまくっていました。体調的にもすぐれず、そんな時に限ってまた「ええー」って事が重なったりでへとへと。そんな中、休みが1日真ん中にあった為に、自分をまたもや甘やかしてしまった。お前貯金って意味しってる？ぐらいに甘やかしてしまった。

フラっと立ち寄った大好きな雑貨屋でリバティ柄のめんこいハンカチ。嵐さんの雑誌を我慢したはずなのに次の日むしゃくしゃして買ってしまった付録目当てのリンネルvol9.トートバックが薄くもなく大きさも小さすぎずでとても大好きになってしまいました。近所にふらっと買い物行くときガンガン使うぜ！クッキングスケール。小さくて乳白色でめんこい。

あと、服は我慢するべきって分かっているんだけど、アンラシーネで「かわいいけどな・・・」と迷っているうちに売り切れて店頭で見なくなったワンピースがまた並んでて、しかも1000円セールで安くなってて、試着してみたら*1とくに違和感ないサイズ感で、店員さんに「夏でも、秋でも、素材も逆に季節感問わないんでこれからずっと着れると思いますよ＾＾」というとてもうまいお勧め言葉にやられて、お買い上げしてしまった。はーでも超かわいいの！ジーンズ生地で、シャツタイプのやつもいいなぁって思っていたんだけど、型がもっとワンピースぽくてカジュアルででも女の子っぽくて、今すごくお気に入りです。

料理の話。
最近朝から起き出して、母がいないのでトマト味のロールキャベツなるものをつくってみたんですが、巻いているうちから「なぜこんなことに・・・」ぐらいの大きさになってしまって処理に困ってしまった。父の日であったのでうまくつくれたらおじさんに持っていこうと思っていたんですが、失敗作となり、そして「まぁまずくはないかな・・・」と1人でもそもそ食べていたらおなかを壊すという予定外な流れで結局その日一日をつぶしてしまったという体たらくです。

趣味の話。
せっかく（？）だからとトイレにこもって久しぶりにホリックとか読み返し、そして地元で新しくできた本屋に立ち寄るとＢＬ棚がとてもよりすぐりばかりで、つい気になっていた本を手に取ったら、その1時間後には財布片手に車を走らせ続巻を買いに行った、そんな感じでちょっとボーイズラブについて考えていました。ボーイズラブについてっていうか、私がなぜボーイズラブを好きなのか、っていうことなんだけど。

同級生 (EDGE COMIX)

卒業生-冬- (EDGE COMIX)

卒業生-春- (EDGE COMIX)

これすげーよかった。利人がいろいろ大変になっちゃったときの2人の一生懸命さとか。どっちの気持ちも、どうしてこんなに絵と言葉だけで、紙面を通して伝わるのだろうか。イライラしてつい口に出してしまった利人の心情と、草壁のびっくりするぐらいにやさしくて利人を思いやっている心とか。

私がＢＬというものを知ったのって高校生の頃なんですけど、「ＢＬ好きなんだな私」って自覚したのは卒業手前ぐらいかなぁと。その頃にはもう色々漫画を読んでいる時期を経て、さらにネットという手段を家で得られた頃なので、ネットサーフィン中毒だったな。バイトと学校以外は常に、みたいな（笑）とても不健全な高校最後の夏をすごした記憶があります。
私がボーイズラブを好きなところって、「奇跡」と「友情から恋情に」と「どうしようもない」っていうところかな、って最近考えて思いました。なんていうんでしょう、男性女性の場合って、なんかこう、「これって奇跡！」って言ったって、まぁ星の数ほどありそうじゃないですか。付き合ってたって、ちょっとでも隙があれば「この先もっといい出会いが・・・」みたいに思いそうっていうか。これは私の恋愛感とか人生観のせいだろうけども（笑）そこにきてのボーイズラブは、私は「本当はそうじゃないけど、なんかお前をそういう意味でも好きになっちゃって、」ていうものが基本的に好きなので、そこにくるともう「この人しか、この時しかない！」って感じになってくるじゃないですか。そこにすごくキュンとくるのかも。だって自分がその人のことをまさか好きになるなんて、そして相手も自分のことを好きになってくれるなんて、ラインを飛び越え互いに恋人同士になれるなんて、っていう。勇気がいるし、覚悟もいるし、けれど結局男女と変わらない「その人が好き」ってだけだし。

あと私が理想とする恋人になるまでのプロセスが、ボーイズラブのほうがしっくりくるというか。これ、うまく説明しないと誤解を招きそうですが（ほんとにな）互いに友達同士から始まって、スキンシップ多くなって、くだらない事で会いたくなって、会うとだらだら別れがたくって、気がつくとずっと一緒にいて、腐れ縁のようになって、そしてそこから恋人という段階に「じゃあなりますか、」というちょっと軽めの意気込みでもって2人せーので始めたい、というのがあるのです。そんなんうまくいったためしないんですけど。というか恋愛なんて人生でしたことないんじゃないの、って最近気づいたんですけど（・・・）
なので、そうくると、これって男同士だと「じゃあなりますか」の意気込みが、軽めじゃなくて相当重くなっちゃうじゃないですか。そこに、驚きとか、とまどいとかうろたえとか、それでもやっぱりっていうどうしようもない気持ちとかが織り交ざる、そんなボーイズラブが好きなんだなぁと。自分自身戸惑っているけどやっぱりその人そのものが好き、という感覚が、私が男じゃないのに、そんな気持ちなったことないのに、「あーーーやばい、分かるその気持ち！そして萌える！」みたいになるんですよね。でもこれって男じゃないからこそ分かる感覚なのですかね。ここまで書いておいて収集つかなくなりました。

あとなんかね、恋愛！って感じがすごくするのもボーイズラブって感じなのです。恋愛、その人のことがそういう意味で好き、だからこそっていうのが、男女の場合よりも切実というか。あー久しぶりにいろんなところの小説読みたくなってきた。というか最近ちょっと久しぶりにあるジャンルのサーチ検索結果などからちょっと見て回っているんですが、やっぱ私好きだなぁと思って。

しかしこの同級生はよかった〜。青春最高。

*1:迷ってたのは試着する前に多分サイズでかいだろうなぁって思っていたからなのだ