めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

つもり貯金


つもり貯金を本日まとめて銀行に入れにいったんだけど、細々とした努力に比べやはりさほどは金額がいくわけもなく・・・という理由で若干落ち込むみたいな。コーラ飲んだつもりとかアイス食べたつもり、というその楽しみ、そして雑誌買ったつもりとか飲み会行ったつもり、とか合わせつつ、9月までは頑張ろう私!!!今のところ売れる漫画ももうないしな・・・銀魂DVDとか手放したら多分後々後悔をすごくしそうなので保留中。


そんな休日(どんな)


いつでも夢を TOKYOオトギバナシ

いつでも夢を TOKYOオトギバナシ

これで、とりあえず図書館から借りた本は残り1冊。昼間、トイレにこもってもくもくと読む。




なんかこう、この方の書かれる小説って何かもう同じ感想になってくる感じだな・・・「どんな都合のいいドラマ小説だよ」という流れのような気がするけれど、それでもそうあって欲しい最後の終着点が気持ちいい。誰もが何か抱えていて、それが本当にありえなさそうな都合のいい流れの中にあったとして、それでもジローちゃんのような男性がこの小説の中にいてくれて、そして龍さんも洋子ちゃんもジローちゃんと2人同時に同じ夜の中出会ってくれた。それでいて登場人物に薄っぺらさがほんとなくて、皆それぞれとてもいい人で、そんないい人が近くにいて時々集まってケーキ囲みつつ談笑している日本ってなかなか捨てたもんじゃないよなっていう。気持ちいい小説です。あと物語の進み方もすごい素敵なんだよな、なんでだろう。今回、視点が3人の中で回っていくのに目も回らないし、上手いからこそ、このお話がきちんと小説として気持ちのいい姿勢で立っている感じですね。って偉そうだなお前。


一番好きな部分は「俺は花火大会か」小気味いいこの独特の文体と、物語に必ずいるなぜかどこだかちょっと素敵に見える男性(この話ではジローちゃん)がほんとカッコイイっす。