めげない

 家呑みしたら記事を書くルールの徒然日記。

休日、朝の読書


休日、朝に読書、これだけで1週間分の幸せ補給した!ぐらいにゆったりしあわせだ〜このまま二度寝したい。


不倫と南米―世界の旅〈3〉 (幻冬舎文庫)

不倫と南米―世界の旅〈3〉 (幻冬舎文庫)

絵本好きが集まる絵本屋さん100 (MOE BOOKS)

絵本好きが集まる絵本屋さん100 (MOE BOOKS)


不倫と南米

ばななさんの本は短編よりも長編が好き、というのは読み応えの事も含め、だったんですが、この短編集はすっごく面白かった。不倫、またはそれらしきもの、そして私の大好きな日本語で表現された南米の匂いや色や暑さなどが淡々と続いていて、すごく素敵。

一時期、というか今でも実は若干、不倫、というか「愛人」というものに不思議な憧れを抱いている私にとっても、すごく好きなお話ばかり。私は外国に行った事が今の人生一度もなく、そして日本語意外しゃべれないし日本以外の国で働きたい気持ちもなければそんな能力や知識や言語力もない。強く行ってみたい場所やものもあまりない。唯一、死ぬまでに5度は行きたいと思っているのは、ムーミンのいるフィンランド。だから物語の主人公や登場人物に憧れることはないんだけど、淡々と続く物語の主人公に寄り添うわけでもなく、ただ語られる日本語のお話を読んで満足でした。

ばななさんの言葉は、組み合わせが全然難しくない、さらっとして淡々としているのに、行ったこともない南米の匂いすら感じれた気がする。色、温度、湿度、眩しさ、独特の色んなものが、日本語でさらりと、だけどどこかリアルに綴られていて、読んでいて超面白い。やっぱり読書っていい、大好き。日本語読むの大好き。


絵本屋の本

地元・沖縄は1件しか載ってなかったけど、写真と共に記されている店の内容を読んでいるだけで心躍る。絵本に詳しいわけでも情熱を注いでいるわけでもないけれど、児童書は学生の頃かなり読んでいた記憶があります、といっても「こまったさんシリーズ」とか「まじょっこシリーズ」とかポピュラーなものだったけど。図書館で借りては、テストさっさと記入して提出して、残り20分ひたすら本を読む、とかやってた。懐かしい。また読みたい。今でも覚えているものって、私は内容よりも出てきた食べ物とかなんですよね。まじょっこシリーズのどれか1冊で、虹色のシャーベットが出てきたんだけど、私は小学生の頃それが真剣に食べたくて、図工の時間の・・・なんだったか忘れたけど「やってみたい事を描きましょう」みたいな時間にそれを描いてた。先生に「本でみた、このシャーベットが、すっごくおいしそうだから食べたいです!」みたいな。そういうのを強烈に覚えている。

中学生からは、ムーミンシリーズ一色だったな。何回借りたか分からない。給食後の中休みも、1人で図書館にいってそれ読んでたなー。なんて空気読めない子なんだ、今思うと。でもその頃読んでいた本って一生忘れられないと思う。図書館のところどころはがれたカーペットの形さえも覚えている。